2009/11/26

WHERE THE DREAMS ARE BORN AND GONE


いやーまたまた未更新を続けてしまいましたね笑
実にボストンと就活が殺人的かがお分かりいただけたと思いますw
まあでも今度こそ正真正銘(?)、まあ少なくともボストンは終わりました!
いやーいったい何回面接して、何回テストを受けたんだろうか、、、本当に激動の週末だったのは間違いありません。でもやっと留学に集中できるってことでよかったです!

てか関東制覇!!!
本当によかった!!!!
実況掲示板で感動を共有したつもりです!
6000Hitsの中に僕のクリックも相当含まれてると思います。
でも日本にめっちゃ帰りたくなりました笑

次はいよいよ学生日本一、そして真の日本一に向けて突き進んでくれると信じてます!!
僕も「西海岸制覇」へ向けて負けないように頑張ります!!


さてさて今回はラスベガス後編についてですね!
もうかれこれ2週間くらい前になっちゃうんですが、そんなの関係ないですw
そして予めお伝えしておくべきだと思いますが、めちゃ長いんでよろしくお願いしますwww


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・・・
21歳組で行動を開始した我々「大人組」は、お子ちゃま軍団と違いホテルのシャトルバスでダウンタウンに繰り出しました。世に名高いラスベガスは、何もかもがキラキラして見えましたが、まあ実際金ぴかだったりネオンがすごかったりと、金と欲望が渦巻いているという言葉がぴったりくるようでした。


ラスベガスのカジノってのは、町中に何か所もあって、たいていホテルが付属しています。高級なホテルに至っては、宿代がタダで、とにかく客がギャンブルしてくれることのみを目当てに営業しているところもあります。いやー貧乏学生には到底縁のない説明を聞いて、いつか俺も・・と夢見ていました笑


そしてついに初戦。名前なんて言うのか知らないけど、サイコロを2つ転がして出た目によって賭け金が変わるというポピュラーなゲームでした。部員の1人の手慣れたやつは徐に財布から100ドルを取り出し、いよいよ戦いがはじまりました。でもチキンな俺はとりあえず様子見で見学しました。


なんといってもチップってとてもとてもお金に見えなくて、平気でポイポイ賭けちゃうんだなって思いました。そしてチップも増えたり減ったり、激変してても全く罪悪感がないって印象。余談だけど店員のチップさばきは華麗で、こっちで有名な日本料理店「紅花」のシェフたちのエビのさばき方みたいでした笑


んでもってそいつは派手に散りました。
もう一人はまあ10ドルくらい勝って喜んでましたが、まあこれが学生ってもんですよね笑


場所を移して今度はブラックジャック。映画「21(邦題:ラスベガスをぶっつぶせ)」を見たことあるんですが、映画の中でやってたカウンティングってどうやるんだっけな、まいいか、的なノリで終に処女賭博に乗り出しました。


小手調べに20ドルを突っ込む。まあ20ドルを上下する。安定志向だと面白くないんです。そして地味に負け始める。20ドルが消える。


むう。


もう、、、40ドル・・


まあもうお分かりですよね。こんな無邪気な日本人留学生がラスベガスをぶっつぶせることもできないわけで、40ドルも結局20ドルになりました☆いとも簡単にチップが取り去られるんで、ちょっぴり背筋が凍りました。


場所が悪い。


という結論を、アルコールの力で見出し、次のカジノへ移動することにしました。お酒はなんでもタダなんで、がんがん頼めちゃいます。そして視床下部がどんどん暴走を始めちゃうんですよね。いやーラスベガスの商売上手なこと♡



次のカジノでもいかんせんうだつが上がらず、残りの20ドルも消え去りました。このときマイナス60ドル。うむ、まあラスベガスのカジノの体験料金みたいなもんさ・・という思考回路をたどり始めるのが破滅への第一歩なんだろうなと思いました。


そこで、気分を変えて観光とかして、いろんな名所を回って、酔いを醒ます作戦に出ました。まあいろいろと見て回って、みんなで写真撮りまくりました。中でも衝撃的だったのはやっぱり町で配ってるカードですかね。女性の写真と共に値段が書いてあるのは酷いなと思うと同時に、さすがやることが違うなこいつらはと思いました。


さて、冷静な気持ちで次なる戦場に赴きました。待ち構えていたのはブラックジャックのテーブルの文字通り目の前踊る刺激的な装いの女性陣・・いやはやこれがカジノは21歳以上たる所以なんでしょう。いろいろとみんなで会議した結果、ここは冷静な判断を下せる場ではないということで合意、お姉さんたちの舞いを見学して退出しました。



最後のカジノにたどり着いた時はすでに深夜1時。そんな雰囲気を微塵も感じさせないラスベガスの明るさに乗せられて、僕らはいささか落ち着いたカジノをやっと見つけました。ここにドラマが待っていました。


みんなでテーブル(6人座り)を占拠し、またもやブラックジャックを開始。新規投資額100ドル。だいぶ慣れてきたこともあり、今回は最初の内はうまいことことが運びました。でもそこはやはり人生。奢れる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし・・平家物語ってラスベガスのことを言ってたのか。はい、最初のカジノから総計160ドルを突っ込んで、午前2時時点で残額25ドル。


さてどうしたものか。リアルオプションに迫られました。失敗に学ぶ力をアルコールで奪われ調子に乗ってまたお酒を飲みながら、更に深夜特有のある種の覚醒状態で考えました。そして撤退したら男が廃るという発想による半端ないエージェンシーコストに見舞われ、かつこのまま負けてしまっていては両親そして如水会の方々に合わせる顔がないという、どうしようもない理由で自分を説得して、どん底まで行くことを決意しました。


そこから、本気で真剣に1ドルも落とさないような戦い方を始めました。選択と集中しかないと自分に言い聞かせ、勝負どころを見極めつつ、リスクを極力少なくして地道な戦いを始めました。すると地味にではありますが徐々に回復の基調を表しました。なんとしても勝たねばという思いは、ベータを極力低くし、石橋を渡るような経営に繋がりました。どうして多くの企業は分散投資をしてリスクをとことん減らし、リターンを減らしてまで安定した成長を目指そうとするのか、これを学ぶことができたのではないでしょうか。


気づいてみれば手元には135ドル、まさに
V字回復以外の何物でもありませんね。安全策かつ経営者の熟練、はたまたベンチャーキャピタル的な要素があったのかもしれませんが、とにかくブレークイーブンまであと一歩。でもこんなんじゃ株主の期待リターンには到底届きません。時は午前3時、朝から3試合もした僕たちはさすがに疲れてきました。終に1人また1人と撤退という決断を下す者が現われました。残念ながら誰1人として勇退ではなく、ギャンブルの恐ろしさに屈服した形での退散でした。


最後は俺を含め2人で賭けてる状況に。そいつと相談しながらそろそろかなとも考えていました。所持金はたしか130ドルくらい。140ドルをだいぶ取り戻したのでここで引き下がることは英断とも取れますが、そこはやはり何のためにラスベガスに来たのか、ぶっつぶすとは言わないでも一矢報いてみたい。それなら・・自分のチップに目をやり、今までチビチビ賭けていた赤い2枚の5ドルチップから、光り輝くエメラルドグリーンの25ドルに手を伸ばし、ついに最大のプロジェクトとも言える50ドルの投資の大勝負に出ました。


もうみんな大興奮で見守ってくれました。ディーラーの配る1枚目のカード・・
Q!キターー!基本的に1枚目に10・JQKが来ることは非常にうれしいです。もちろんAはもっと嬉しいですが。さあさあ、ディーラーのカードは・・8!まあ・・まあだな。。。予断を許さない戦況で盛り上がりは最高潮。来い!来い!ここで小さいカードが来るのが一番良くない。絵札よ来い!願わくばA来い!


ディーラーがカードを配り、ゆっくりとめくります・・


・・・・


A
!!!!!!!!


Yeeeeaaaah!! WTF!! Black Jack!!!


嗚呼これは日ごろの行い
n(ry・・
ラックジャックということで倍率は2.5倍(通常の価値だと2倍)ということで75ドルの上乗せ!合計金額205ドル!ここで引かないほど馬鹿じゃなく勇気もなないので即勝ち逃げしました。ディーラーも渋い顔で"Have a good night""You too, man! Thank you!"。換金所で全部お札にして100ドル札とも留学後初のご対面。最高の気分でギャンブルを終えることができました。総計で65勝つことができ、これはさすがにEVAにかなりの+を出す事ができたんじゃないかなと確信し、夢のようなカジノに別れを告げました。


これだけでは物足りない若い野郎共。そこからの行動のことはご想像にお任せしますが、力の限り生み出した65ドルが一晩にして消滅しました。一応、なんか問題が起こるとまずいので念のために申し上げますが、ネバダ州の一部では売買春は合法ですが、ラスベガスではれっきとした犯罪であり、我々は男子ラクロス部としてラスベガスにおり、到底そのようなことを集団でする程みんな馬鹿じゃないです。まああれですよ、ジュリアンが大好きな至極合法なあれですよ、勘違いしないでくださいね☆(とはいえ胸を張れるものではありませんが笑)


いずれにせよこのようにしてラスベガスでは稼いだ金もベガスに消えるという事がわかりました。カジノってとっても上手くできているんですね。でも後悔はしてません、タダであんな経験が出来たって思えばいいんですから・・この思考回路は経営組織論でも出てきそうなネタですよね。たしかそんな記憶があります。



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久しぶりの更新でめっちゃ長くなり、読むの面倒だった方も大勢いらっしゃると思うんですが、まあボストンに終止符を打ったことで今はテンションが高いんです、ごめんなさい。とりあえず遅くなりましたがラスベガスのことはこれで終わらせます。お付き合いしてくださった方、どうもありがとうございました!


次はボストンについてでも書くんでしょうかね、あんまり時間をおかないようにしようとは思います!それではまた!

4 件のコメント:

  1. 65勝ったならおごって!笑

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  2. だから全部一晩で使い切ったの笑

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  3. てかさ、ブログのタイトルのとこの写真、ブログ上に残しておけないの??
    前の写真が見れなくなっちゃうのがもったいないー

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  4. あ、写真好評だった?w
    じゃあちょっと編集してみよっかなーできたらやってみます!

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